国内ではいろんな食べ物がありますが、幼い子供から高齢者に至るまでみんな大好きだという食べ物があることをご存じですか。それは1960年に東京の精肉店で売り出されたもので、コロッケです。当初は肉屋で揚げ物を売るというのが不思議だと言われていましたが、それは苦肉の策でした。まだ肉がさほど自由に販売ができない時代で、経営に行き詰った店では、捨てられていたジャガイモを活用して生み出したわけです。
いまではお肉屋さんの看板商品となっており、どなたでも一度は食べたことがあるものといえます。ここでは簡単に、業務用コロッケを買ったら入れてくれる食品容器について解説をしていきましょう。以前はまだプラスチックの食品容器はなくて、竹皮を活用していました。業務用食品容器の代名詞であり、コロッケ以外にも鮮魚から饅頭のほか、焼き鳥なども包んでいたものです。
業務用竹皮食品容器は、おもに京都で生産をされていて専用の竹林を所有する会社もあったほどでした。しかし1980年以降になると、発泡スチロール製のトレイが登場をしたことで、一気に需要がなくなってしまいました。昨今では海洋プラスチックゴミが社会問題となっており、木製や紙製に代わりつつあります。また竹皮にも注目が集まっており、実際に惣菜店や弁当店で使用するところも多くなっているほど。
若い世代の女性の間では、可愛いお弁当箱だと言われており、雑貨店などでも販売をされるようになりました。