日本は先進国のなかでは、酪農が盛んな国です。北海道から沖縄県にいたるまで、たくさんの乳牛や豚なども飼育をされており、ほぼ自給自足を実現している国です。そのなかでもミルクの生産量はアジア諸国でも群を抜いており、毎年約5000万トン以上となっているのがポイント。都心部でも小規模な牧場があって、地域でも生産をして消費をしています。
ここで簡単に、必ず牧場で用意をされている業務用のあるアイテムについて、解説をしていきます。それは業務用の食品容器で、真空性と耐久性に長けているのが特徴です。なぜ牧場で用意をしているのか、生産をしたミルクを業務用と個人向けに仕分けをするために食品容器を利用しているからです。食品容器はタッパーではなく、円筒形のガラス容器になっているもので、フタをしたら外気をシャットアウトすることができます。
以前はアルマイト製のタンクを活用されていましたが、長期間牛乳を入れたままにしておくとアルミが溶けてしまう問題がありました。一時期社会問題とあったことがあり、多くの小学生や幼稚園児の健康を害したほどです。そこで農林水産省では、アルマイトからガラスへと製品を替えることを義務付けたわけでした。いまでは約99パーセントの利用率となっており、そのまま出荷をして殺菌処理をしながら市場へと投入をされるようになっています。
業務用なので個人で買い求めることはできませんが、牛乳瓶を小さくした形です。